中村(名古屋花壇跡)昭和初期の総合レジャーランド

昭和初期、太閤通りの南側の現在のNTT西日本中村ビルと中村郵便局がある場所に、総合レジャーランドの「名古屋花壇」がありました。*1

名古屋花壇(中村温泉パラダイス)は、昭和3年(1928年)に開設された遊園地で、舞台付き大食堂、遊技施設などの大規模建物と、屋外の遊園地、花壇などが設置されていました。*2

昭和4年(1929年)の世界大恐慌の影響で廃園に追い込まれました。*2

跡地は昭和12年(1937年)に中村区の仮庁舎になり、現在は中村郵便局 になっています。*2


■カテゴリ 娯楽文化 中村
■散歩事典 中村
■参考文献
*1横地清: 中村区歴史余話 (中日出版社,1992)

P.111 昭和初期の中村区に吉田高郎が興した総合レジャーランドの「名古屋花壇」 当時のパンフレット

*2名古屋観光コンベンションビューロー: やっとかめ文化祭 歴史まち歩き 13 中村・大門 (名古屋観光コンベンションビューロー,2015.2)名も無き人らの中村観音に遊郭跡、 歴史の光と影を今に伝えるディープなまち ···外部リンク···

旧名古屋花壇(中村温泉パラダイス)址。昭和3年(1928年)に開設された遊園地。

中村(妓楼跡)当時の屋号が残っています。

旧中村遊廓。現在のピアゴ中村店の西側の一画に当時の妓楼と思われる建物が残っています。*1*2

建物の左側は改築されて洋風の店舗になっています。

「福春」の屋号。

「TSURUNOYA」と書かれています。*1


■カテゴリ 遊廓·遊里跡 中村 中村遊廓
■散歩事典 中村遊廓 中村
■参考文献
*1稲川勝二郎: *歓楽の名古屋 (趣味春秋社,1937)

P.42 「中村旭廓内明細図」に妓楼の屋号が記載。

*2近藤正一: *日本建築学会計画系論文集 通号488 P.203-P.210 (日本建築学会,1996.10)中村遊廓における建築計画の類型

P.206 中村遊廓において、当時の構造を残していると判断される建物は40件。

中村(電柱番号札)遊廓北分

中村遊廓の特徴である四隅の廓の中心に向かう斜めの道。*1
現在は風俗店(旧「三角荘」)があります。

四隅のうちの南東部分にあたるこの場所の電柱番号札には、「遊廓北分1」と書かれています。

「遊廓北分1」の電柱番号札を起点に「遊廓北分2」「遊廓北分3」…..と続き、最後は「遊廓北分8」で終わっています。

ちょうど、四隅の北東部分にあたる場所です。写真の空地の部分は、「ホテル太閤」がありました。


■カテゴリ 遊廓·遊里跡 中村 中村遊廓 電柱番号札 囲郭
■散歩事典 中村遊廓 三角 中村
■参考文献
*1近藤正一: *日本建築学会計画系論文集 通号488 P.203-P.210 (日本建築学会,1996.10)中村遊廓における建築計画の類型

P.205 廓の構造は、島原や吉原などと同様、縦1本、横3本の大通りを持った三筋構造を基本とし、さらにその外周 …

中村(妓楼の建物)現在は風俗店

かつての中村遊廓があった大門町。妓楼と思われる重厚な建物が残っています。*1
現在は風俗店として使われているためか、北側は看板建築のような造作となっています。

現存している遊廓時代の建物のうちの一つです。*1

裏入口はこちらです。

風俗店の看板。


■カテゴリ 遊廓·遊里跡 中村 中村遊廓
■散歩事典 中村遊廓 中村
■参考文献
*1近藤正一: *日本建築学会計画系論文集 通号488 P.203-P.210 (日本建築学会,1996.10)中村遊廓における建築計画の類型

P.206 中村遊廓において、当時の構造を残していると判断される建物は40件。

中村(飲食店の建物)お食事処「善ちゃん」

旧中村遊廓の南側の一画。名古屋市中村区賑町。

60年以上も赤ちょうちんを守ってきた居酒屋「善ちゃん」。お世辞にもきれいな店とは言えません。*1

入口脇には、錆びた飲食店の看板。

お食事処「善ちゃん」の提灯。


■カテゴリ スナック街·店舗 中村 中村遊廓 森繁久弥 ミヤコ蝶々
■散歩事典 中村遊廓 中村
■参考文献
*1毎日新聞社: 毎日新聞 中部夕刊 (毎日新聞社,2017.6.5)「善ちゃん」店主死去 森繁久弥、ミヤコ蝶々らに愛され ···外部リンク···

旧中村遊郭の一角の名古屋市中村区大門で60年以上も赤ちょうちんを守ってきた居酒屋「善ちゃん」の主人、浅井善一さ …

中村(大門小路)コの字型の呑み屋街

大門横丁※1 の一本北側の通り。呑み屋街の入口を示す「大門小路」の大看板。

コの字型に呑み屋街が続いています。

反対側の入口にも「大門小路」の大看板。

西側にも入口があります。

中村(大門横丁)レトロ感漂うアーケード

今回は、中村(愛知県中村区)の町並みを散歩します。旧中村遊廓の南側。昭和の哀愁の残る大門横丁が今も健在です。

レトロ感漂うアーケード。

反対側から。緩やかにカーブしています。

近くには、高層マンション。

中村(スーパーの屋上から)瓦屋根の建物です。

旧中村遊廓の中心部。大門近くにスパーのユニーがありますが、ユニーの向かい側(写真右側)にはソープランドが並んでいます。

ユニーの屋上の駐車場から見た南側の風景。写真左手前から、ソープランドの「インペリアル福岡」、ビジネス旅館の「牛わか」、洋風の建物、ソープランドの「ファースト」、「ニュー令女」と並んでいます。改装前は、瓦屋根の日本建築だったことがわかります。

ユニーの裏手(北側)にある「およし」の屋号を持つ建物。瓦屋根の建物は、中央部に中庭がある構造になっています。

北側の風景。写真右手前に旧屋号「およし」の建物。遠くに、デイサービスセンター松岡、料亭の稲本等、旧遊郭の建物が見渡せます。

中村(昔遊廓だったと思われる建物)緑のタイルが鮮やかです。

大門の近く(スーパーのユニーの裏手)にある以前遊郭だったと思われる建物。現在は、民家になっているようです。

建物の右側の側面はトタン板のようなもので補強されています。

玄関のところに、「およし」という屋号が確認できます。

建物の下部の緑色のタイルの装飾が鮮やかです。ラーメンのどんぶりの渦巻き模様に似たデザインがあります。


■カテゴリ 遊廓·遊里跡 中村
■散歩事典 中村

中村(大門通り)普通の町並みに見えますが...

今回は中村(愛知県名古屋市)の町並みと風俗を散歩します。
中村日赤駅から徒歩10ほどのところにある大門通り。この一角には、かつて中村遊廓がありました。中村遊郭は、それまで大須観音近くにあった旭廓が一斉移転して造られた花街で、大正12年(1923年)に一挙にできあがりました。*1

金属でできた「OMON」と書かれた新しいタイプのゲートもあります。近くには、昔、遊郭であったと思われる古い建物(「長寿庵」)があります。

町の中心部にスーパーマーケットのユニーがあり、全体的には普通の町と変わりません。しかし、よく見ると、ユニーの前にソープランドがあったりと一味違った雰囲気を感じさせます。

歩道にあった装飾。大門の絵が描かれています。

【参考文献】
*1 若山滋:遊蕩の空間(INAX出版,1993)P.13