彦根(袋町)ホモちゃんマークの牛乳箱

遊廓跡は、牛乳箱の宝庫でもあります。軒下に北川牛乳の牛乳箱があります。

森永牛乳の牛乳箱ですが、前面に販売店の名前のあるめずらしい牛乳箱。

側面にホモちゃんマーク*1 がデザインされています。森永の牛乳箱は、正面にエンゼルマークがデザインされているものがほとんどですので、これはめずらしい牛乳箱かもしれません。

プラスチック製も含めると、全部で3つの牛乳箱が取り付けられているお宅。
手前の牛乳箱はペンキで茶色に塗られています(できれば塗って欲しくなかった)。向こう側の牛乳箱は、「雑巾ばさみ(という言葉があるかどうかはわかりませんが)」として使われています。

私は記憶にないのですが、ホモちゃんの歌というのもあったそうです。
宣伝の歴史からいっても、コマーシャルソングの草分けで、昭和28年に、ラジオ放送で全国に流されました。*2
ホモちゃんの歌(サトーハチロー作詞 2節以下省略)*2
こんこんこんちは ごきげんさん
ボクはホモちゃん みんなの子
だんだん誰とも仲良しこよし
おとなり おむかい あの子にこの子
どの子もまけずに ぐんぐん
またのびた
【参考文献】
*2 森永乳業50年史編纂委員会:森永乳業五十年史(森永乳業,1967)P.279
【参考記事】
*1 ホモ牛乳

■カテゴリ 彦根 牛乳箱

彦根(袋町)スナック街の中に遊廓の面影

花しょうぶ通りと芹川に挟まれたところにある歓楽街が袋町と呼ばれています。ここには、かつて遊廓がありました。いくつもの細い路地が走り、袋小路となっているため、「袋町」と呼ばれるようになったとも言われています。*1

旅館に転用されている建物。

このように両側に建物が残っている場所も、わずかに残っています。

キャバクラと旧遊廓の建物。このように、新旧の建物が混在しているのが、現在の袋町の風景です。

江戸時代、彦根藩では娼妓遊女を立藩以来禁令で、厳重に取り締まっていました。明治新政府になり、各地に遊廓ができるようになり、彦根においても明治4年に遊廓が公認されました。*2
その後、遊廓は次第に増加し、昭和4年(1929年)には、69軒に及びました。*3
画家の上田道三さんは、袋町の貸座敷を描いています。*1 *4
【参考文献】
*1 彦根史談会:城下町彦根 淡海文庫25(サンライズ出版,2002) P.125,P.128
*2 宮田思洋:彦根史話(彦根史話刊行会,1965)P.162-P.163
*3 大野紘一郎:彦根いまむかし(サンブライト出版,1986)P.86
*4 彦根市ホームページ:町の風景(上田道三 画)

彦根(花しょうぶ通り)袋町遊廓

彦根の東南隅にかつて遊廓だった袋町があります。その袋町の入り口にあたる花しょうぶ通りでは、江戸時代の寺院や町家、明治・大正の面影を伝える洋風の建物が一体となった町並みが整備され、歴史を活かした町づくりが試みられています。*1

花しょうぶ通りにある袋町の紹介看板。第一回のNHK大河ドラマの原作として用いられた舟橋聖一さんの歴史小説「花の生涯」の冒頭部分で、袋町遊廓が登場することを紹介しています。

通りの中央あたり。風情のある商店街です。

木造の商家や洋風の建物が建ち並んでいます。

【参考文献】
*1 彦根史談会:城下町彦根 淡海文庫25(サンライズ出版,2002) P.130

彦根(彦根駅前)丸い形の白ポスト

今回は、彦根(滋賀県)の町並みと風俗を散歩します。
彦根駅を降りると、初代彦根藩主の井伊直政の銅像が出迎えてくれます。

駅の上りエスカレータの乗り口付近に、白ポストがあります。

駅前にもう一つありました。観光案内所の前です。

丸い形がユニークです。