江戸屋半五郎関連の石造物

①法界万霊塔（六字念仏塔）
寛政 4 年、安山岩製、重頭角柱型、塔身高 165 ㎝、前面幅41.8 ㎝、側面幅 41㎝、基礎高 31 ㎝、基台高 35 ㎝、 刻まれている文字は、前面「南無阿弥陀佛」（明顕山祐天寺六世得誉祐全の書）、右側面「法界一切恩怗怨敵諸群霊等」、左側面「大誉果向深心信士 俗名伴五郎」

② 西叶神社に寄進した「漱水盥」
寛政元（1789）年、安山岩製、 高 86㎝、上辺幅 152 ㎝、上辺側面幅 79.5㎝、底辺幅139㎝、底辺側面幅67㎝、前面に大きく「漱盤」（隷書体）、前面左下に「江戸屋半五郎」と刻まれている。

③常福寺の「大乗妙典六十六部供
養塔」、寛政 4 年、安山岩製、尖頭角柱型、高89.5㎝、前面幅33㎝、側面幅32㎝、基礎高23㎝、基台3段高64.5㎝、底辺幅130㎝、刻まれている文字は、正面右に「天下和順」、中央に「奉納大乗妙典六十六部供養」 、左側に「日月清明」 右側面に「総願主 江戸屋半五郎 深心法子」

④常福寺の「地蔵菩薩像」
元禄 7（1694）年、安山岩、像高（台座含む）87.5 ㎝、基礎74 ㎝、基台（3 段）高70 ㎝、刻まれている文字は、正面左に「増上寺大僧正」 中央に「南無阿弥陀仏 嶺誉（花押） 右に
「授誉願主深心法子」

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