南関東ガス田の天然ガスのポテンシャルの高さを視覚的に理解できる天然ガスの自然湧出現場での見学の様子と主な見どころなどについて紹介したいと思います。
西門橋の欄干越しに直下を流れる瑞沢川の表面を眺めると、川底から川面に向かって連続的に泡が噴出し発泡している様子をあちこちでみることができます。川辺に露出する梅ヶ瀬層の泥岩層には、橋の延びる方向（南北方向）にほぼ平行する節理（割れ目）が何本も延びているのを観察できます。よく見ると、川面の発泡現象の中には一列に並ぶものもあり、このような節理と関係があるのかもしれません。泡の原因は可燃性ガス（メタン）です。