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常陸太田(都々逸坊の石像)都々逸節の元祖。

JR常陸太田駅の前を水戸方面に向かって南へ約3kmほど。

道路沿いに数本の松の木に囲まれた「都々逸坊扇歌の石像と石碑」がひっそりと立っているのを見つけることができます。*1

都々一坊扇歌は、都々逸節(どどいつぶし)の元祖といわれ、生まれながらの美声と才能を生かして、江戸に出て寄席芸人となり、都々逸節を全国に流行させました。*1

石碑には「磯部田んぼの バラバラ松は 風も吹かぬに 気がもめる」という歌(生まれ故郷の風景を唄ったもの)が書かれています。この歌は都々一坊扇歌が少年時代につくった歌で、当時扇歌が村中を唄い歩き、磯部で流行したと伝えられています。*1

参考文献

*1
常陸太田市教育委員会常陸太田の礎を築いた人たち 2常陸太田市教育委員会2014.3
都々逸坊扇歌

P.7
都々逸節(どどいつぶし)の元祖といわれるのが、江戸時代の終わりに久…

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