新名阿津子茂原市における中心商店街活性化への課題地域研究年報28 2006筑波大学2006 リンク
Ⅱ-2 榎町・駅前通り商店街  榎町商店街はJR茂原駅から約500m圏から1 ㎞圏の範囲に位置し,昌平町と銀座通りの変形十 字路から東側の通りの茂原小学校の北側までの 通りに面する店舗を中心として構成されている商 店街である(写真10)。前述の3商店街では短冊 状の地割であるのに対し,榎町では通りに面した 商業機能部分と通りから見て奥の土地では地割が 異なっている。駅前通り商店街は,茂原駅前郵便 局のある千代田町1丁目交差点から南西方向に形 成されており,榎町商店街と隣接する商店街であ る(写真11)6)。千代田町1丁目交差点からライ フまでの区間は,この向きで一方通行となっている。 この榎町商店街と駅前通り商店街は1970年代か ら1980年代に最盛期を迎え,茂原の商業の中心地 として賑わいを見せており,榎町商店街においては最盛期には約120店舗の会員数を有していた。 さらに,榎町商店街では1975年にはアーケードが 設置され,1984年には路面にタイル舗装が施され るなどハード面での整備が図られた。

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茂原(榎町商店街)カラフルな看板建築建物群。