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津雲邸について リンク

 津雲邸の建物は津雲國利が昭和6年から昭和9年にかけ建造した邸宅で、瓦葺入母屋造、押縁下見板張、一部漆喰塗の建物です。
 純和風建築でありながら縁側との仕切りにガラス戸を用いるなど近代的な要素を持ち、また欄間や天井など随所に職人が技巧を凝らした装飾を持つ贅を尽くした建築物として評価されております。
 津雲邸には、津雲國利が昭和初期から戦後にかけて衆議院議員として国政に携わったので、往時の政府高官や著名人の多くが訪れました。
 津雲邸は、2020年、登録有形文化財(建造物)となりました。
 なお、津雲國利の別荘であった臨川庭園(青梅市日向和田)は市の管理になっています。