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海野宿の成立 リンク

旅籠屋には、宿振興のため寛政10年(1798)一軒につき2人の飯盛女(めしもりおんな)の抱えが15年の期限付きで許可されているが、飯盛女の抱え置きについては、許可と禁止が繰り返されたようである。 
 しかし飯盛女が抱えられていた頃は、海野宿に見るような出格子の家は京都の伏見あたりの女郎屋の造りと非常によく似ているもので、この格子の中に女がいて、在郷村々の若者達がこの格子を通して女をひやかして歩いたのであろう。特に、この格子を「海野格子」と、この地方では呼ばれている。

この文献を参照している記事

海野(旅籠跡)飯盛女を抱えていた旅籠屋も存在しました。