今回は、大磯(神奈川県中郡大磯町)の町並と風俗を散歩します。
江戸時代の大磯宿は、東海道五十三次の第8番目の宿駅として栄えました。また、大磯は、中世(鎌倉時代)の文学「曽我物語」において、曽我十郎と虎御前にまつわる数々の史跡や言い伝えが残されています。*1
鎌倉時代の大磯の中心は、化粧坂(けわいざか)近くにありました。現在も旧東海道として、昔の面影を残しています。
虎御前が化粧をする際に使用したといわれる化粧(けわい)井戸が残されています。
虎御前は、遊女として、尼として、その生涯の大半を大磯で過ごしました。*1
【参考文献】
*1 大磯町:おおいその歴史(大磯町,2009)P.54,P.96