現在の大阪で、川の土手沿いにあるラブホテル街を探すと、十三と桜ノ宮ということになりますが、そのうち桜ノ宮は、古典的なムードをたたえたリバーサイドのホテル街です。*1
桜ノ宮ホテル街の古典的ムードは、毛馬桜之宮(桜宮神社)によって演出されています。
このあたりは、昔から桜の名所として知られていて、明治18年の大洪水によって一度荒廃しましたが、その後、大阪市によって毛馬桜ノ宮公園として整備され、多くの市民に愛されています(案内板より)。
毛馬桜之宮の参道のすぐ近くまでラブホテルが迫っています。
土手から緩やかな坂を下るとラブホテル街の中心部です。(写真左側は、毛馬桜之宮)
【参考文献】
*1 中沢新一:大坂アースダイバー(講談社,2012)P.200