全国>千葉県>市川市>東菅野2丁目>/

本八幡(荷風旧宅跡地)現東菅野2丁目9番11号。

永井荷風の市川での生活は、昭和21年1月16日、菅野258番地(現菅野三丁目17番地)に、従兄の杵屋五叟(大島一雄)一家とともに暮らことから始まりましたが、長唄の三味線方の五叟と著述業の荷風は、あまりに違いすぎ、昭和23年には、荷風は、菅野1124番地(現東菅野2丁目9番11号)に古家を買い、独居生活を始めました。

東菅野2丁目9番の通り。

荷風旧居があったあたり。

荷風の旧居の周辺は、大学や私立高校が多く、文京の町です。
写真奥は昭和学院。
長谷章久(1918~1985)は、荷風の寓居から指呼の間にある昭和学院短大に非常勤で勤めていたため、彼の人間嫌いを承知の上で、荷風の門を叩き、“吉原の話を伺いたくて” と告げると、家に招き入れてくれたと語られています。*2*3

参考文献

*1
市立市川歴史博物館荷風の散歩道市立市川歴史博物館1990.9
菅野

P.8
荷風の市川での生活は、昭和21年1月16日、菅野258番地(現菅野三丁目17…

*2
市川市立図書館市川市立図書館市川市立図書館 リンク
荷風をめぐる人々 その2

長谷章久(1918~1985)

P.243
ある日、荷風寓居の門を叩いた。いきなり、「文学の話を御免だよ」と…

参考記事

この記事を参照している記事

本八幡(白幡天神社)永井荷風文学碑。荷風の自宅からも近い散歩道。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です