宮崎市街の高松町。宮崎医療センター病院の東隣に、昭和を感じさせるスナック街があります。
昭和29年発行の「旅行の手帖No.12」には、「遊びどころは、恵比寿町にある灰の木。以前は墓地だったが、一昨年からこの世の歓楽センターと化した。」とあり、「灰の木」と呼ばれる場所に新興の赤線がありました。*1
スナック街の電柱には「灰の木」と書かれたプレートがありますので、この付近が赤線街だったようです。
現在もスナックは営業中です。
古い建物もあります。
【参考文献】
*1 木村聡:赤線跡を歩く2(自由国民社,2002)P.78-P.79