江渡武多朗: *十和田市流通業界今昔物語 (皆さんの新聞社,1976)附・十和田市流通業界のぞきみて歩きの記

 大正初期以降、戦時中を除き昭和三十年代中期まで、紅灯と提灯を表看板として、お座敷中心の日本料理に、芸者、弦歌、日本民族舞踊の三大サービス要素をふんだんに盛り込んで、一心亭、東洋軒、双葉、忍亭、竹千代、等、花柳街の老舗が繁栄した。昭和40年代はキャバレー、スナック、バー等の登場となり、昭和48年度の調査では、十和田市の飲食店等の数は、料理店19軒、バー21軒、スナック252軒、その他(モーテル・簡易旅館等)161軒で、黒石市、五所川原市をはるかに凌駕した。