伊部知顕: 大衆文化 (15) (立教大学江戸川乱歩記念大衆文化研究センター,2016.12)戦後池袋の娯楽文化とロサ会館

P.2-P.5 伊部禧作は、昭和21年(1946年)、映画館(今のシネマ・ロサ(ロサはスペイン語で「薔薇」)を作りました。映画館の経営体制を造り上げた後は、曾祖母尾形きんを社長にして株式会社ロサ映画社をつくります。戦後の娯楽の少ない時で映画館は大入り満員の毎日となりました。池袋西口もまだ闇市が残っていましたので区画整理の話があがります。そこで、尾形きんは、池袋に本格的なレジャー会館の建設を夢見ます。それが後のロサ会館です。昭和43年竣工披露式が行われた。当時のコンセプトは「モダーンセンス アミューズメントセンター」とのことでした。 P.7 開業当時、四階以下は亀甲型のアルキャストパネルを使用し、ゴールド・シルバー・アイボリー系を主調とし、娯楽センターにふさわしい派手さと豪華さを表現したようです。現在のピンク色にしたのは1989年の夏でした。現社長の伊部季顕はロサンゼルスでみたピンク色の建物に感銘を受けて、ロサの薔薇をピンク色に染めようと発想したのです。 P.9 開業当初、1階にゲームセンター、5階までほぼ飲食店で埋まり、6階と7階に池袋ロサボウルが運営されました。

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