泉麻人: 東京ディープな宿 (中央公論新社,)

P.66 本郷の東大近辺には、いまも昔ながらの旅館が何軒か残っている。そのほとんどは、帝大の学生目当てに始めた下宿屋が発端、とされている。 P.71 本郷界隈の旅館の大方は、岐阜県出身の種田一族と小池一族が興したものらしい。「鳳明館」の創業者も小池英夫という人で、大正12年、坂下の真砂町にあった下宿屋「朝盛館」を買い取ったのが出発点となった。昭和11年に、真砂町の下宿屋を引き払って、坂上の台町にある現在の「鳳明館」(本館)で営業を始める。こちらも終戦直後までは、東大生(帝大生)を相手にした下宿屋だった。

この文献を参照している記事

白山(旅館「鳳明館」)東大の学生向けの下宿屋が発端。