いき出版川越市の昭和 写真アルバムいき出版2012.12

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蓮馨寺(れんけいじ)境内中央では季節ごとに芸者衆の踊りや演芸大会が催されていた。
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川越の花柳界は明治10年前後に起こり、明治26年の川越大火後にさかんになったという。本町(現元町1丁目)の裏宿あたりに芸妓置屋と待合茶屋が雑居しており、川越遊園地と称したという。
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裏宿から喜多町の通りに抜ける「べんてん横丁」。微妙に折れ曲がった細い路地には丸窓に竹を配し、通りに面した2階部分に手すりのある意匠を凝らした置屋独特の雰囲気をもつ建物が現存している。
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かつての元町1丁目を本宿と呼んだのに対して、中ほどを北に入る通りを裏宿といった。この路地も古くからある道で、旧川越城下の代官町に続いている。その裏宿から西に、表通りと並行する横丁が「べんてん横丁」である。

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川越(弁天横丁)かつては置屋が建ち並ぶ通りでした。