上田映劇 リンク
上田映劇の歴史

上田映劇のある場所は、昔から上田の娯楽の拠点でした。明治時代には末広座という芝居小屋があり、そこに大正6年に建てられたのが上田映劇の前身の「上田劇場」です。当時1階には桟敷と花道があり、回り舞台仕様で歌舞伎座と同じようなつくりをしていました。天井は格天井と呼ばれ、関東大震災で焼けてしまう前の帝国劇場と同じつくりをしています。

平成25年には劇団ひとり監督、大泉洋主演による映画『青天の霹靂』の撮影が当館にて行われ、その際、昭和40年代の浅草を忠実に再現した素晴らしいセットがそのまま残されたことで、ロケ地としても有名になりました。今も多くのファンが訪れています。

平成28年12月、中央商店街に位置する歴史的価値を持つ上田映劇を復活運営及び恒久的保存していくことで、名実ともに「映画の街上田」のシンボルとして再起動させていく必要があると、「上田映劇再起動プロジェクト」がスタート。
平成29年4月より、「上田映劇再起動準備会」として、創立100周年を記念し、約6年ぶりとなる定期上映を再開。