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第74号2011.11.30 リンク

■遊園地事業
現在里見公園となっている場所には大正末期から昭和初期にかけて「里見八景園」という遊園地があった。当時の遊園地は庭園や池泉、演芸場、茶店、動物小屋、見世物小屋等を主とする娯楽施設であった。
八景園の開園年に関しての詳細は不明であるが、八景園の創設者の子息である蓜島正次氏によると、1922(大正11)年には既に開園していたという。
八景園内には、子ども用の遊具として大丸太渡しや大滑り台があり、プールや動物小屋、音楽堂、演芸舞台等が設けられていた。また、創業と同時に千本の桜を植樹し、春には花見客で大変賑わったという。

この文献を参照している記事

国府台(「鴻月」跡地)里見八景園の一事業。1976年まで営業。
国府台(里見公園)大正末期から昭和初期にかけて「里見八景園」という遊園地。
市川(名妓の碑)蓜島正次氏の呼びかけにより、1986年に建立。