金海南水戸黄門「漫遊」考新人物往来社1999.1
「黄門漫遊記」の発展映画とテレビ

P.303
大正・昭和になると、「黄門漫遊記」の主流は講談から映画、さらにテレビへと移ってゆく。映画は明治43年(1910)の「水戸黄門漫遊記」が最も早い。以後これらを含めて、戦前に49本、戦後は31本の作品が作られている。
P.308
TBSの「水戸黄門」第一回が放映されたのは、昭和44年8月4日であった。
P.312
身分を明かす目的で印籠を示す場面が最初に登場したのはシリーズ第一部第23話(昭和45年1月5日放映)であった。印籠を見せたのは黄門本人である。
P.313
シリーズ第八部(昭和52年)では六話に印籠の場面がある。印籠がパターン化したのはおそらくこの頃であろう。

この文献を参照している記事

水戸(水戸黄門像)テレビドラマでおなじみ。助さん格さん。