今回は、高知(高知県高知市)の町並みを散歩します。
高知市の掛川町は、かつて青線(非公認の特飲街)があった場所です。*1
現在はソープランドなどが建ち並ぶ風俗街になっています。
旧町名の掛川町の案内板。案内板によると、「掛川町」は、関ヶ原の合戦後、山之一豊が掛川(現在の静岡県掛川)から入国のとき、職人を移住させたことに由来する地名です。
青線があった時代は、玉水町の赤線※1※2※3と並んで、掛川町の青線と呼ばれていたようです。売春防止法施行により、赤線と青線は解散しましが、掛川町の青線については、半年後街娼がみうけられるようになり、転業した旅館のほとんどが連れ込み宿でした。*1※4
現在の町名は、堺町です。
「掛川」の電柱番号札。
高知(掛川町)青線があった地域
参考文献
*1
高知市地方都市の暮らしとしあわせ高知市史 民俗編高知市2014
婦人相談所の開設
P.264-P.265
1958年3月3日、市内の赤線(玉水町)と青線(掛川町)の両地区で、集団転…