松沢呉一エロ街道をゆく : 横丁の性科学同文書院1994
電動ものの元祖とされる「熊ん子」が登場したのは大阪万博の頃である。それ以前からリップスティック状のものはあったのだが、現在のバイブのようなものとし¥ては、「熊ん子」が最初のもののようだ。その前から張形は温泉などで売られていたし、さらにさかのぼれば古代ギリシアでも張形は使われていた。 古代ギリシアでは、象牙、皮製のものが使用され、中には黄金でできたものまであった。また、聖書のエゼキエル書に「汝はわが汝にあたえし金銀の飾りの品を取り、男の像を造りて、これと姦淫をおこない」とあるのは、金属製の梁形を使用した意味だとの説もある。

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