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水戸市水道低区配水塔 リンク

昭和前/1932
鉄筋コンクリート造、高さ21.6m、直径11.2m
登録有形文化財(建造物)

水戸市街の低地部分に給水を行うために建設された配水塔。設計は水道技師後藤鶴松で工事は市の直営で行われた。2階塔屋部の壁面にある浮彫彫刻や1階入口の装飾等に特徴があり,建設直後に既に水戸市の新名所として評判になる等,広く親しまれている。

旧共楽館(日立武道館) リンク

日立鉱山が従業員や地域住民のために建設した大規模な妻入の劇場で、歌舞伎座(東京)を模したといわれる。正面入り口の左右に2階建、唐破風屋根の階段室が附属する。内部は、屋内体育館として改造されているが、堂々たる外観は地域の象徴ともなっている。

東海道五拾三次之内 36 御油《旅人留女》 リンク
御油の宿では日暮れにもなると、「留女(とめおんな)」と呼ばれた女たちの旅籠への客引きがさかんで、画中のような有様も決して大げさではなかったようだ。『東海道中膝栗毛』には「両がはより出くる留女、いずれもめんをかぶりたるごとくぬりたてるが・・」とあるが、その情景そのままの図だ。
今治ラヂウム温泉本館 リンク
今治の中心市街地に建つ鉄筋コンクリート造銭湯施設。陸屋根の本体中央に五角形平面に六角形平面を重ねた塔屋を掲げ、背面に八角形ドームを持つ男女浴室を並べる、極めて特異な外観を持つ。戦災を受けた今治で戦前より残る貴重なランドマークである。