南桜社東都芸妓名鑑南桜社1930 リンク
亀戸花街の沿革 リンク
この地が花街として発展したのは、寛政年間からであって、各所に散在していたのがいつの頃よりか、今日のような繁昌を見るに至ったのである。 もっとも、この近くには、深川、向島棟の花街が江戸時代からあり、殊に深川江戸町随一と称せられていたくらいであったが、水野越前守の大改革によって、それは何れも深川から各地に逃げのび、この地にきて芸妓渡世をしたものが少なくなかった。それがこの地に花街を形成させたそもそもの始めで、天満宮に参詣する幾多の人士を相手にするようになってから、急激な発展を示したのである。

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亀戸(城東三業組合事務所跡)江戸時代から発展。