松竹秀雄ながさき稲佐ロシア村長崎文献社2009
明治三(1870)年マタロス休息所の移転(遊女のことも)
P.204 明治3年、「ロシア海軍マタロス休息所の儀、最前(今までの)場所にては弁理(便利)悪しく」として、悟真寺裏手の地所を借り受けて、11年前の万延元年に作った休息所の建て替えの届け出が提出された。マタロス休息所は、ロシア海軍水兵用のもので、遊女がつきものであった。