米田祐介おふくろ―三浦哲郎文学の泉頸城野郷土資料室学術研究部研究紀要 Forum17頸城野郷土資料室2017 リンク
三浦哲郎のお母さん・いとは、八戸の旧家である呉服屋三万の長女として生まれました。「幻灯画集」という初期の自伝的な作品には、「おふくろさんは小町娘とかなんとかいわれて、なんぼ若いときはぜいたく三昧に暮らしても……」とあります。良家の子女としてですね、何不自由なく暮らしていたようであります。 三浦哲郎(1931~2010):青森県八戸市三日町十三番地に生まれる。父壮介、母いとの三男。兄に文蔵、益男、姉に縫、貞子、きみ子。六人兄弟の末弟。家は<丸三>という屋号で呉服屋をしていた。