星野隆夫秦野・伊勢原今昔写真帖 : 保存版郷土出版社2005.3
昭和橋とさくらマーケット
昭南通り
特集 秦野のたばこ栽培

「秦野たばこ」の名前が全国的に知れ渡るようになったのは 慶応年間(1865~68)以降であるという。秦野たばこは、相模たばことも呼ばれ、終夜これを喫煙しても 風味が柔らかで喉にさわらぬたばこであるという理由から、特に江戸吉原遊里の遊女たちに好まれたと伝えられている。

秦野専売支局事務所

昭和62年3月に日本たばこ産業秦野工場が閉鎖され、その広大な跡地にオープンしたのがジャスコ秦野店である。
(中略)
明治38年2月の秦野煙草製造所設置の際に植えられたくすの木がシンボルとして残されている。