文化庁 江戸庶民の信仰と行楽の地~巨大な木太刀を担いで「大山詣り」 日本遺産案内板(大山ケーブル駅近く)

大山詣りは、鳶などの職人たちが巨大な木太刀を江戸から担いで運び、滝で身を清めてから奉納と山頂を目指すといった、他に例をみない庶民参拝である。そうした姿は歌舞伎や浮世絵に取り上げられ、また手形が不要な小旅行であったことから人々の興味関心を呼び起こし、江戸の人口が100万人の頃、年間20万人もの参拝者が訪れた。大山詣りは今も先導師たちにより脈々と引き継がれている。首都近郊に残る豊かな自然と触れ合いながら歴史を巡り、山頂から眼下に広がる景色を目にしたとき、大山に憧れた先人の思いと満足を体感できる。

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伊勢原(大太刀奉納記念碑)江戸浅草と組。雷門、駒形、新吉原など。