工学院大学建築学科伊藤研究室海野宿町並調査報告工学院大学
海野宿の町並

海野宿の道幅は広く、約10mで、中央部に水路(表の川)が設けられている。元来、これは生活防火用水で汲み取って使われていたものであるが、その後、水路で直接、洗濯、野菜洗い、洗面等に使われるようになり、近年まで水路べりを切り下げた洗い場が各所に設けられていた。現在この水路べり南側には、柳、桜、楓、青ぎり、萩および草花が植えられて、街並みに風情を添えている。また、この水路にはかつては64橋と言われた石橋があったと言われ、現在はコンクリート橋を含めて約50橋ある。

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海野(旅籠跡)飯盛女を抱えていた旅籠屋も存在しました。