添田知道利根川随歩崙書房1974
六軒、木下、布川、布佐

P.31
六軒橋のたもとに求める香取屋があった。だがこれはなんということであろう。間口の狭いその家は、いともいぶせく蕎麦屋の暖簾を下げている。川魚料理でも食わせなような構えにはどうしても受け取れないのである。それでも家横のペンキ塗りの看板に鰻天ぷらの文字がある。

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印西(寿美吉)うなぎ料理。旧店名は香取屋。