鹿児島(裏町通り共同ビル)雑居ビルの1階を貫くトンネル路地。

鹿児島の歓楽街「天文館」に古い雑居ビルがあります。

雑居ビルの裏側は、裏町通りと呼ばれています。東南アジアのどこかの通りを思わせるような光景です。*1

雑居ビルの1階を貫くトンネル路地。

別の路地の入口。「ひげ船長」と書かれた看板がいい感じです。

【参考文献】
*1 清水哲男;浜地克徳 絵:天文館物語(シーナ,2009)P.10-P.11

参考文献

参考記事

鹿児島(林芙美子文学碑)幼少の頃、桜島で過ごした女流作家。

今回は、鹿児島(鹿児島県鹿児島市)の町並みと風俗を散歩します。
鹿児島の象徴と言えば、噴煙あげる桜島です。桜島へは鹿児島港からフェリーで約15分です。

桜島の古里温泉に女流作家の林芙美子文学碑があります。

幼少時代のフミ子像。「幼少の頃、フミ子はここ桜島で過ごした」と刻まれています。
幼少時代の芙美子は、桜島の大噴火に遭遇しています。芙美子は、遅くとも大正3年10月には、鹿児島の叔母や祖母のもとに預けられていましたが、この桜島大噴火は、大正3年1月12日から約2年間も続きました。*1

大正の中ごろから昭和にかけてカフェーというものが大いに発達し、そこで働く女給が芸者に代わって都市インテリたちの新しい魅力の対象となりました。かつて女給をしたことのある女流作家は多く、一流どころでは、宇野千代、林芙美子、平林たい子、佐多稲子などがいます。*2

【参考文献】
*1 廣畑研二:甦る放浪記(論創社,2013)P.48
*2 大宅壮一:週刊読売(1958.2.25)P.26 「女流作家の愛情行路」

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参考記事

水俣(大園の塘)六ツ角交差点付近。夜に活気を見せるところでした。

水俣市街の旭町の繁華街を北上すると通称六ツ角と呼ばれる六差路の交差点にいきつきます。この場所には、昭和9年に河川改修の前までは(写真左奥の国道3号線方向から写真の後方にかけて)古賀川が流れていて、現在の六ツ角の場所には、永代橋が架かっていました。
永代橋は、江戸時代からの水俣の象徴的存在で、永代橋上流の左岸には、大園の塘(うぞんのとも)といわれた歓楽街がり、料亭や妓楼が建ち並んでいました。水俣では堤防のことを塘(とも)と呼びました。大園の塘、大廻り(うまわり)の塘、百閒の塘、古賀ん塘などです。永代橋から古賀観音堂付近までの道筋(写真の後方)を古賀ん塘と呼び、古賀ん塘に沿った辺には、料亭や芸者の検番などもあり、博聚園という少し洒落た2階建ての店がありました(現在のM’sCITY付近)。*1

大園の塘があった通りには、現在は、ビジネホテルや居酒屋が建ち並んでいます。
当時、大園の塘は永代橋を挟んだ古賀ん塘とは、対照的な賑わいをみせていました。すなわち、古賀ん塘が昼に活気を見せれば、大園の塘は夜に活気を見せるところでした。古賀ん塘は、鹿児島本線が開通するまでは、日本チッソ工場で生産されるカーバイドや肥料の積み出しが盛んでした。大園の塘はこれらの船員や地元商家の旦那方などで賑わいを見せました。

「聞書水俣民衆史 第三巻 村の崩壊」*2 の口絵写真に記載されている「もと女郎屋の建物を旅館に改造した旭屋旅館」は、ナイトクラブ「おあしす」の向かい側(ビジネスホテル「藤」の隣)にありました。*3

旅館「双葉荘」。

【参考文献】
*1 水俣市史編さん委員会:新水俣市史 民俗・人物編(水俣市,1997)P.1012-P.1018
*2 岡本達明,松崎次夫:聞書水俣民衆史 第3巻 村の崩壊 (草風館,1996)P.15
*3 ゼンリン:水俣市(ゼンリン,1984)P.65

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水俣(そば屋の脇のスナック)トンネルのようになっている路地。

水俣市浜町のそば屋の脇の小さな飲食街。

「ひかり」、「なぎさ」、「とも」などの店の看板が2階部分に並びます。

スナック「ひかり」の裏側の路地。

トンネルのようになっている路地を抜けると(写真左側)、スナック「洋子」がある通りに出ます。

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水俣(狸小路)スナックが密集する一画。肥薩おれんじ鉄道の線路沿い。

水俣市桜井町の肥薩おれんじ鉄道の線路沿いに、スナックが密集する一画があります。

狸小路と名付けられたスナック街です。

スナック街の共同トイレ。

夜の様子。

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水俣(夕焼け横丁)昭和を感じるスナック街。

水俣市大黒町の肥後銀行水俣支店の前に「夕焼け横丁」と名付けられたスナック街があります。

駐車場脇に横たわる横丁の建物。

昭和レトロを感じるスナック街です。

味わいのある看板。

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水俣(駅前の横丁)チッソ水俣工場正門前。芸者の絵が描かれたドア。

今回は、水俣(熊本県水俣市)の町並みと風俗を散歩します。
肥薩おれんじ鉄道の水俣駅から延びる駅前の通りを行くと、駅と正対する位置にチッソ(株)水俣工場の正門があります(写真右奥)。
通りの脇(写真左側)には、古びた飲食店街があります。

現在は、営業中の店舗は少ないようですが、古いからある飲み屋街のようです。

スナックの建物の右横が横丁の入口になっています。

芸者の絵が描かれたドア。

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中洲(長浜屋台)団地が建ち並ぶ住宅街。鮮魚市場西門近く。

中洲の西(地下鉄空港線で赤坂駅下車)の福岡市鮮魚市場西門近くに、長浜ラーメンの屋台街があります。
周囲は、団地が建ち並ぶ住宅街です。

屋台は、道路の両側の歩道に建ち並びます。

屋台通りに暖かい灯りが連なります。

屋台ならではの味わいを満喫できる場所です。

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中洲(南新地の屋台)博多の夜。屋台は、専用の駐車場で待機。

博多の夜と言えば、屋台です。

夜になると、どこからともなく屋台がやってきて、あっという間に屋台村が出現します。

昼間は、この通り、跡形もない状態に戻ります。

屋台は、専用の駐車場で待機しています。

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中洲(アダルトショップ)歓楽街に点在。24時間年中無休。

中洲の歓楽街には、アダルトグッズやDVDの販売店が点在しています。

こちらの店舗は、現在は別の店に入れ替わっているようですが、「DVDショップ」の看板だけが残っています。

24時間年中無休のアダルトショップですが、さすがに早朝からは営業していないようです。

夜は営業しています。

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