昭和30年から52年まで、船橋ヘルスセンターという娯楽施設がありました。その面積は東京ドーム8個分という巨大なもので、温泉、遊覧飛行場、サーキット場、人口ビーチ、遊園地、ゴルフコース、人工スキー場などがありました。
中でも、高さ25メートル、長さ100メートルの水の滑り台の「大滝すべり」は大ブレークしました。時速50キロメートル滑降スピードのため、途中で海水パンツが脱げてしまうというハプニングも起きました。
現在は、大型ショッピングセンターの「ららぽーと」になっています。
船橋ヘルスセンターの名残と言えそうな碑が、三井ガーデンホテルの駐車場の脇にあります。
碑のプレートに書かれているように、当時、温泉コンクールというのがあったようです。
1993年には、ららぽーとの隣に人工スキー場の「ららぽーとスキードーム・ザウス」がオープンしましたが、2002年に閉鎖。跡地は、大型家具店になっています。
【参考文献】
*1 日本観光雑学研究倶楽部:セピア色の遊園地(創成社,2005)P.76-P.88