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浜島(「大成楼」妓楼跡)浜島遊廓

戦国時代、浜島城主の小野田筑後は、九鬼水軍の九鬼嘉隆に随身しましたが、そのときに残した兵士の子女が船員相手の洗濯を請け負ったことが春を売ることに変化し「はしりかね」となり、明治時代に遊廓になりました。遊廓は、田端楼、一万楼、三光楼、常盤楼、光月楼、吾妻楼、吉川楼、大成楼、のまやの9軒がありました。*1
浜島港に大成楼の建物が現存しています。*2

当時の面影を残す玄関部分。

神社町遊廓(北廓)に対し、浜島遊廓は、南廓と呼ばれていました。

建物の側面部分。

【散歩地図】

【参考文献】
*1 南博:近代庶民生活誌 第14巻(三一書房,1993)P.113-P.114「全国遊廓案内」
*2 忍甲一:近代日本遊廓志稿(日本炎災資料出版,2007)p.741,P.756-P.758

参考文献

参考記事

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