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烏山(旭遊廓跡地)新道路の開通。現在は、遊廓の面影はありません。

旭遊廓の開設初期の道路は、妙光寺の南に通じる街道を東に入る道を行くか、福田川寿司店の北側を東へ抜ける道しかありませんでした。*1

この不便さから、新道路の開通が計画され、現在の妙光寺前から旭遊廓への道路が開通しました。この道路の開通によって旭遊廓の店構えは一変し、烏山旭遊廓の名は遊廓先進地であった喜連川、黒羽、太田原などをしのいで関東一円に宣伝されていきました。*1

旭遊廓の地(現在の初音15,16,17の一画)は、今でこそ南北に通じる道路が出来たためにその痕跡は留めていませんが、北は稲荷崖に対面した崖になっており(写真の方向)、南側も福田川が底流する崖、東側も崖という三方が崖に囲まれた土地でした。*1

現在は、遊廓の面影はありません。

【参考文献】
*1 大森茂宏:忘れれらた郷土史 烏山旭遊廓(大森茂宏,2007)P.87,P.95-P.97

参考文献

参考記事

「烏山(旭遊廓跡地)新道路の開通。現在は、遊廓の面影はありません。」への2件の返信

旭遊郭の南側を流れてる福田川について。近所の年配者に聞きました。もともと沢水が流れる所、名前なんて無いよ。近くの福田川寿司屋(創業130年)の屋号をつかっているとのこと。県の土木事務所に聞いたところ、橋梁を造るときの名前は福田橋(昭和40年の頃)。この橋も前は名前なんてありません。

土木事務所さん
貴重な情報ありがとうございます。
福田川寿司店。遊廓へ向かう道の途中にあって、現在も営業しているようですね。
今度、機会があったら訪れてみたいと思います。

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