昭和30年代の川反は、バーやキャバレーが次々に創業し、夜の雑踏の流れは、すれ違うのにも苦労するほどで、美経小路、かっぱ小路、祇園小路等の穴場を徘徊する若い紳士やギター片手の流し芸人で活気に溢れていました。*1
かっぱ小路の入口は、川反通り沿いにあって、小路の両側の建物は健在で、昔の雰囲気が残っています。
看板が密集する小路。
奥の行き止まりのところに、「かっぱ小路」の看板。
雪国の横丁は、夜の雰囲気も格別です。
【参考文献】
*1 黒川一男 著:川反いまむかし(無明舎出版,1995)P.10-P.11