地学雑誌 114(5) (通号1002): 地学雑誌 114(5) (通号1002) (地学雑誌 114(5) (通号1002),2005)東京都福生市における在日米軍横田基地をめぐる「場所の政治」

P.774 ハウス地区の形成 米国本土からの米軍人家族移住策と、朝鮮戦争に伴う横田基地への軍事力終結のため、基地内人口は増加し、基地内における米軍人家族用の新規居住が困難となった。そこで、1951年、当時の基地の司令官が、米軍人家族用の一戸建て賃家である「ハウス」の建設を福生市に要請した。(福生市史編さん委員会1994,577) ハウスは、米軍によって規格化された平屋の一軒家で、全室が洋間であることと、平均10畳のリビングと庭があることを特徴とする。 ハウスの建設は町内全域で行われたが、特に、上位段丘面の八高線と横田基地に挟まれた地区において集合的に行われた。