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第三編 明治以後の月島
第二章 月島、新佃島の填築 リンク
P.104 今日の大月島を理解せんとするには、明治二十年代以降に、填築(てんちく)せられたる、現在の月島第一、第二號地及新佃島の埋立経過をしらなくてはならぬ。 該埋立地は、東京府が始め明治十六年より同二十五年に至る十カ年計畫による東京灣澪浚渫(しゅんせつ)工事を行った附帯事業として填築せられたるものである。 P.106 浚渫工事は、明治二十八年頃迄に、大體(おおてい)完了し、明治における港灣改修工事史上劃期的大工事となれるものである。