志村秀明: 月島再発見学 (アニカ,2013)まちづくり視点で楽しむ歴史と未来

P.180-P.181
西仲通り商店街の歴史を見て取れるのが、「看板建築」だ。看板築とは、建物立面が看板を兼ねているもので、昭和の前期から中期に多く建てられた。西仲通り商店街ではアーケードの上に看板部分が並んでいる。
現在の西仲通りの町並みは、関東大震災と戦後に形づくられた。大正時代の「月島調査」での写真を見ると、建物は家屋風で商店建築の体裁ではない。それが震災後の写真を見ると、看板建築などの商店建築が登場する。更に、戦後になると、ほとんどが看板建築スタイルとなった。