保土ケ谷区のカフェーとしては、浅間町の「新天地」と和田町の「楽天地」がありました。
売春防止法施行前の1956年の住宅地図2 を見ると、尾張屋橋の麓の稲荷神社の周辺に約20軒のカフェーが密集していて、「新天地カフェー街」の記述(P.72)があります。売春防止法施行後の1958年の住宅地図3 では、これらのカフェーは、旅館やバーに転業しています。
庇の部分は、タイルで装飾されています。
反対側(尾張屋橋側)から。
【参考文献】
*1 青木正晴:和田町思考(青木正晴,1971)P.42
*2 経済地図社:保土ヶ谷区明細地図(経済地図社,1956)P.64,P.72
*3 経済地図社:保土ヶ谷区明細地図(経済地図社,1958)P.64