山本保彦ちゃんこ鍋の秘訣手づくりの味付・相撲ちゃんこの話新星出版社1975

P.137
「ちゃんこ」の元祖は、名横綱常陸山
「ちゃんこ」という体裁になったのは、常陸山(第19代横綱)からで、弟子が多くなって一品料理だと手間がかかるので、みんなで丸く囲んで食べられるようにするために「ちゃんこ」というものを始めた。みんなで一つの鍋をつつくアットホーム的な雰囲気が受けた。相撲の後援会というのも常陸山がつくった。明治42年に両国に国技館ができたのもこの横綱の力に負うところが大きい。

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水戸(常陸山橋)横綱常陸山がつくった橋。