湯郷温泉の表通りは、レジャー施設中心の家族的雰囲気ですが、温泉街の中心部には、居酒屋やスナックが点在し、大人の雰囲気です。

和風の建物のスナック。昔の温泉街の面影を残しています。

夜の動物園。

ナイトシアターもあります。

湯郷温泉の表通りは、レジャー施設中心の家族的雰囲気ですが、温泉街の中心部には、居酒屋やスナックが点在し、大人の雰囲気です。

和風の建物のスナック。昔の温泉街の面影を残しています。

夜の動物園。

ナイトシアターもあります。

今回は、湯郷(ゆのごう)温泉(岡山県真庭市)の町並みと風俗を散歩します。
湯郷温泉は、湯原温泉、奥津温泉とともに美作三湯と呼ばれています。JR姫新線の林野駅から吉野川沿いに進むと、湯郷温泉の入口です。

湯郷温泉は、古くは湯治客温泉として栄え、共同浴場の庶民的ムードでしたが、中国自動車道の開通により拡大戦略をとったために、一時期は遊興色が強くなりましたが、現在は、「家族で楽しめる温泉街」を通しての街づくりを推進しています。

温泉街には、ボーリング場、パチンコ店などのレジャー施設が点在しています。

温泉街の中心部。レトロな雰囲気も残っています。

桑名駅前の錦通り。スナックや風俗店が集まる繁華街です。
3階建ての共同ビルが両側に並んでいます。1階に居酒屋やスナックが入居し、2~3階は事務所か居住スペースになっているようです。

密集するスナックの看板。

稲荷神社もあります。

当番表。

遊廓があった本町の北側に、料亭の「船津屋」があります。

「船津屋」は、泉鏡花の小説「歌行燈」の舞台ともなった料亭で、格式の高い料理旅館でした。

歌行燈の碑が建てられています。

「船津屋」の隣にある 料理旅館「山月」は、かつての桑名宿の脇本陣でした。

大日本商業別明細図*1 によると、このあたりは、桑名貸座敷組合があった場所ですが、現在は花街の名残と思われる料理屋が点在しています。

貸座敷組合の南側には、芸妓組合がありました。*1

昭和12年の大桑名案内*2 には、桑名廓案内の項があって、江戸町「東洋軒」の名があります。
現在もこの付近は江戸町と呼ばれています。

西側の通りにある割烹料理店。

【参考文献】
*1 東京交通社:大日本職業別明細図(東京交通社,1937)「桑名町 西桑名町」
*2 山田林平:大桑名案内(山田林平,1937)P.108
今回は、桑名(三重県桑名市)の町並みと風俗を散歩します。
桑名の遊廓は、本町通りにありました。
(写真は、「遊女物語」*1 に掲載されている写真と同じアングル)。

現在もスナックや料理屋が点在していて、かつての遊里の雰囲気が残っています。

東側の通り(川口町)。

ところどころに、タイルで装飾された建物があり、花街らしい雰囲気です。

【参考文献】
*1 中沢正:遊女物語(雄山閣出版,1971)P.173
大門町商店街の空地。駐車場として使われているようです。

「犬のフンをさせるな」と書かれた看板が立て掛けてあります。

側溝の蓋か何かで使われる鉄板を活用した看板です。とても重厚感があります。

手作り感のある木製の鳥居。

大門町の繁華街の中心部にモダンな近代建築が残されています。
この建物は、昭和11年に大門百貨店として建てられた4階建ての本格的な鉄筋コンクリートのビルで、戦災でも焼け残り、そのまま大門百貨店として営業を再開しました。その後昭和30年に「松菱百貨店」、昭和38年にパチンコ店となりました。*1

現在も1階にパチンコ店が営業中ですが、2階より上は、スチームセンター(サウナ)となっていた時期があったようです。

モダンな建物の外観。往時の頑丈な姿を残しています。

屋上部分には、展望台のような施設があります。

【参考文献】
*1 (株)まちづくり津夢時風:津の街なか案内((株)まちづくり津夢時風)P.29
大門商店街の2階と3階は居住スペースになっています。

2階から3階への階段。

3階からさらにその上にも階段が続いています。

屋上の上にも小さなな部屋が作られています。

大門商店街は、中央の商店街のアーケードとその両側(南北)の飲食店街で構成されています。
北通りの飲食店街は、東西に入口があります。

北通りの飲食店街。

居酒屋やスナックが密集しています。

南通りの飲食店街。2階の居住スペースへつながる階段があります。
