中津(みどり牛乳の牛乳箱)鮮やかなみどり色。天神町の飲み屋街。

天神町の飲み屋街。

橋の標柱の近くに牛乳箱があります。

杵築で見かけたみどり牛乳の牛乳箱と比べるとこちらの箱は大型です。

鮮やかなみどり色です。

参考文献

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中津(立小便の看板)ファッションマッサージ店のある路地。

中津市街の路地。居酒屋やファッションマッサージ店が建ち並んでいます。

路地の奥から逆方向を見たところ。

「ここには放尿できません。」と書かれた看板。

壁のくぼみ部分に看板が建て掛かられています。

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中津(一番橋)石碑が建てられています。幕末明治の頃。

幕末明治の頃、中津城近くの通称「一番橋」と呼ばれた橋で堀川を渡った場所に、銀杏町と呼ばれる公許の遊里がありました。*1

「一番橋」の現在の標柱は、昭和62年に復元されたものです。*1

この付近は舟小屋、高札場、番所など藩の重要施設があったため、おおいに賑わいました。(案内板より)

「往こうか銀杏町、戻ろうか船場、ここが思案の一の橋」と俗謡に歌われました。*1

【参考文献】
*1 ふるさとの歴史「37.幕末時代の銀杏町に残る料亭の「日田屋」の面影」

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中津(桜町の花街跡)料理屋が建ち並んでいて風情のある町並み。

現在の船町付近は、かつては桜町と呼ばれる花街でした。
明蓮寺、善教寺、天満宮の門前の要素が強く、町名も艶っぽく「桜町」と呼ばれました。(写真の案内板より)
全国女性街・ガイド*1 には次のように紹介されています。「芸者は市内中央の桜町界隈にあって275名の殷盛ぶり。但し、五分の四は芸者というより酌婦級である。」

この付近には、「中津合併検番」と「櫻券芸妓組合事務所」の2軒の検番がありました。*2

現在も料理屋が建ち並んでいて風情のある町並みです。

割烹旅館。

【参考文献】
*1 渡辺寛:全国女性街・ガイド(季節風書店,1955)P.201
*2 米村六松:最新中津町全圖(都市調査協會,1925)

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中津(天神町の飲み屋街)横断する細い路地。

中津市天神町の飲み屋街。

裏の通り。

スナックが建ち並びます。

所々に、表通りと裏通りを横断する細い路地があります。

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中津(中津駅)駅前に福沢諭吉先生の銅像。

今回は、中津(大分県中津市)の町並みと風俗を散歩します。
中津といえば、1万円札でおなじみの福沢諭吉先生の生まれ故郷です。

中津駅には、福沢諭吉先生のコーナーがあります。

「天は人の上に人を造らず 人の下に人を造らず」

明治時代、「『からゆき』国恥論」が叫ばれていましたが、明治の先駆者の中には、「からゆき国益論」を唱えるものもいて、福沢諭吉もその中の一人でした。福沢諭吉は、「文明開化」のさなかに、『学問のすすめ』を著して人々の啓発を促しましたが、福沢諭吉のとらえた「文明」とは、国防論であり、弱肉強食のための技術でした。福沢諭吉は、明治29年1月の「時事新報」に「人民の移住と娼婦の出稼ぎ」という評論を書き、娼婦の海外への出稼ぎは日本の「経世上必要なる可」しと、真面目に説きました。*1

【参考文献】
*1 金一勉:日本女性哀史(現代史出版会,1980)P.211,P.234

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杵築(みどり牛乳の牛乳箱)城下町には木製牛乳箱がよく似合います。

杵築の城下町には、古い町並みが現在も残されています。

伝統的町並みには、木製牛乳箱がよく似合います。

植木の緑と牛乳箱の緑色のコンビネーション。

別の母屋にあった同型の牛乳箱。

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杵築(近藤医院)日本人オペラ歌手の草分け。

杵築の城下町には、江戸時代からの町家の遺構が数多く残されています。*1

北新町の近藤医院は、一部に洋風建築を模した部分がある明治42年の建物ですが、元は「旭屋」という屋号の遊廓の建物でした。*1*2
この建物には、日本人オペラ歌手の草分けとされる藤原義江さん(藤原歌劇団の創設者)が幼少の頃に居住していました。*3
藤原義江さんの女性遍歴は有名でした。雑誌の取材記事「果てしなき”性”への執念<告白>(わが老後の性生活)」*4 の中で、当時74歳だった藤原さんは、次のように述べています。
「私には恋愛のない日はない。毎日が恋愛を食べているようなものだから。恋愛の相手の女性はそう、下は10代から上は60代まで数限りなくいたが...」

背後に建つ3階建ての客室は、大正8年の建物です。*1

内部には庭園があります。

【参考文献】
*1 杵築市:伝統的建造物群保存対策調査報告書(杵築市教育委員会,1981)P.75,P.91
*2 松川洋輔,他:日本建築学会研究報告. 九州支部.計画系(2006)「近藤医院(旭屋建物・三階楼)についての実測調査による研究」P.757-P.760
*3 藤原義江:藤原義江(日本図書センター,1998)P.13-P.15
*4 藤原義江,他:潮(1972.11)P.240-P.241「果てしなき”性”への執念<告白> (わが老後の性生活(特集))」

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杵築(花魁道中)お祭りのハイライトです。

杵築は、日本唯一のサンドイッチ型城下町です。南北の高台に武家屋敷があり、その谷間に商人の町が挟まれている地形的な特徴のことをサンドイッチ型と呼んでいます。
毎年ゴールデンウィークの時期に、「きつきお城祭り」が開催されます。

お祭りのハイライトは、花魁道中です。

2組の花魁の行列が練り歩きます。夜もふけると、花魁の行列は妖艶な雰囲気を醸し出します。

最後は記念撮影。

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杵築(白ポスト)和風の駅舎の脇。新聞紙やゴミのようなものも。

今回は、杵築(大分県杵築市)の町並みと風俗を散歩します。
JR日豊本線の杵築(きつき)駅は、城下町らしい和風の駅舎です。

駅舎の脇に白ポストがあります。

「青少年に有害な図書はこのポストへ入れてください。」と書かれていますが...。

新聞紙やゴミのようなものも入れられているようです。

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