かつての北野新地近く。旧墓地だった場所に古い飲み屋街があります。
昭和38年の名古屋タイムズに、明王殿(大光院)の旧墓地跡に戦後生まれた飲食街「”新地”は戦後の新名所」と題し、次のような記事があります。*1
一杯飲み屋からバーなど約百軒がぎっしり並び、夜は不夜城となる。木造二階建の床がきしむような長屋を改造して階上を居間、階下が店となっており、ケバケバしい化粧をした女が客のそでをひく。「あそこは遊ばせる」という風評があるだけにそれ目あてにくる客もあるとか。
東側の一画。
呑み屋街の裏側(公園側)。
*1 名古屋タイムズ・アーカイブス委員会:大須レトロ(樹林舎,2010)P.48