伊勢佐木町に、青江三奈さんが歌った伊勢佐木町ブルースの歌碑があります。
青江三奈さんは、横浜の「ナイトアンドデイ」というナイトクラブの歌手でした。*1
伊勢佐木町ブルースを歌った青江三奈さんは、当時、森進一さんと並んで、「ため息路線」として大きく売り出されました。*2
歌碑の楽譜には、冒頭の「あ~、あ~」の部分には、「ため息」と記されています。
伊勢佐木町ブルースのおかげで、伊勢佐木町の名は全国に知れわたることになりました。
歌碑の台座のボタンを押すと、内蔵されているスピーカーから、青江三奈さんが歌う伊勢佐木町ブルースが再生されます。
*1
【参考文献】
*1 松葉好市,小田豊二:横浜物語(集英社,2003)P.259-P.260
*2 鈴木則文:日本の映画とロックと歌謡曲(2007)
「伊勢佐木町(伊勢佐木町ブルースの歌碑)ボタンを押すとため息が聞けます。」への2件の返信
あの時代に合った名曲ですね。メロディー的には Minor 6 あるいはMelodic minorの音が特徴的で、伊勢佐木町の雰囲気を醸し出しているように思います。
新田さん、
当時、私は小学生だったのですが、ため息を連発するイントロには衝撃を受けました。