魚津市内を流れる鴨川の周辺には飲食店が建ち並んでいます。
「全国花街めぐり」*1 に「五六十年前大町の船着場(港)から轉じて馬場、鴨川の両町に一廓をなす...」という記述がある通り、現在の鴨川町あたりは遊廓街でした。
鴨川沿いに設置されている案内板によると、京都の遊廓街のほとりに流れる鴨川からのその名をとって鴨川と称し、その遊廓街を(京都のそれにちなんで)撞木町と称していました。
鴨川沿いには、現在もスナックが建ち並んでいます。
鴨川町の遊廓は、大正3年に旭新地へ移転しました。*1
【参考文献】
*1 松川二郎:全国花街めぐり(誠文堂,1929)P.409-P.410