大門町の繁華街の中心部にモダンな近代建築が残されています。
この建物は、昭和11年に大門百貨店として建てられた4階建ての本格的な鉄筋コンクリートのビルで、戦災でも焼け残り、そのまま大門百貨店として営業を再開しました。その後昭和30年に「松菱百貨店」、昭和38年にパチンコ店となりました。*1
現在も1階にパチンコ店が営業中ですが、2階より上は、スチームセンター(サウナ)となっていた時期があったようです。
モダンな建物の外観。往時の頑丈な姿を残しています。
屋上部分には、展望台のような施設があります。
【参考文献】
*1 (株)まちづくり津夢時風:津の街なか案内((株)まちづくり津夢時風)P.29