大雄山駅から最乗寺へ向かう道を1kmほど行くと、道了尊仁王門があります。(道了尊は最乗寺の別名です。)
階段脇に案内板があります。
仁王門があるこの場所までは、道路を歩きますが、仁王門から先は「天狗の小径」と呼ばれる杉林の中の参道が分岐していて、歩いて登ることもできます。参道には、一丁目から二十八丁目までを数える道標(二十八宿石燈籠)が建っています。
二十八宿石燈籠は、中国式の星座名を冠した石燈籠型の道しるべです。一丁目から二十八丁目の道程を知らせるとともに、宵祭りの参道を照らし参拝者を安全に導く燈籠として設けられたものです。燈籠は、元治元年(1864年)小田原誠信社中、及び明治40年(1907)東京浅草新吉原講中によって建てられました。
仁王門から最乗寺へは、およそ2kmの道のりです。