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大雄山(二十八丁目星宿燈)道了信仰の指導的立場にあった中米楼が寄進。

大雄山最乗寺境内の多宝塔への登り口の近くに、大きな石碑が2つ並んでいる場所があります。

石碑の裏側に、二十八丁目星宿燈があります。一丁目から数え歩いて最後の星宿燈です。

東京市浅草新吉原中米(なかごめ)楼と刻まれています。
二十八丁目星宿燈を建てた中米楼は、吉原の道了信仰の指導的立場にありました。*1
中米楼の関係者が出版した本として『吉原夜話』(青蛙房,1964)があります。初代市川猿之助(1855-1922、)の妻である吉原妓楼(中米楼)の女主人・喜熨斗古登子が、幕末から明治にかけての吉原の様子について口述したものです。*2*3

森の中に、苔に覆われた星宿燈が建つ姿は、幻想的です。

参考文献

*1 澤村泰彦 星々のみちびき:大大雄山参道二十八宿灯 平塚市博物館 平塚市博物館平成二十三年度冬期特別展図録
星宿燈建立者の顔ぶれ

参廿一丁目の水常楼伊藤常吉は三業組合取締役等の公職に着いてはいなかったよう…

*2 山下洋子 歌舞伎俳優の芸談 : 近現代歌舞伎におけることばの変化を知る資料として 立教大学 立教大学大学院日本文学論叢21 2021.11 リンク

P.164
俳優の関係者が出版した本として『吉原夜話』(1964・青蛙房)が…

*3 喜熨斗古登子 吉原夜話  青蛙房 1964
母古登の小言

母は自分の名を琴ともまた古登も書いていましたが、晩年、私がよくもらう手紙に…

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