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両国(東広小路跡)元禄期には大道芸や小屋掛けの見世物が始まっていました。

今回は、両国(東京都墨田区)の町並みを散歩します。
両国駅近くの墨田川沿い。

案内板が3つ並んでいます。一番手前が「旧両国橋、広小路跡」。

両国橋の袂には火除け地としての広小路が設けられました。西側は「両国広小路」といわれ、東側は「向こう両国」と呼ばれ、見世物小屋、食べ物小屋、食べ物小屋の屋台が軒を連る繁華街となりました。(案内板より)

広小路における水仕掛け大からくり引札。
「江戸東京年表」の宝永元年(1704)に、「大川端で大からくり興業や花火が禁じられた。」とある(禁令が出るというのは、逆に言えば、すでにからくり芝居小屋や花火打ち上げが行われていた。)ので、元禄期(宝永の前)には大道芸や小屋掛けの見世物は始まっていたようです。*1

参考文献

*1
海野弘江戸の盛り場青土社1995.11
両国広小路

P.250
両国広小路と言えば花火と見世物で知られる。「江戸東京年表」の宝永…

参考記事

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