国道51号線の土木事務所のところを北へか入ると正面に高さ20mほどの台地が見えます。
山に登る道(途中に、「潮来鎮台(陣屋)跡 天狗党潮来勢集結の地 潮来弁天山」も木柱あり。)を進むと、弁財天のお堂に行きつきます。
この弁財天には、信仰の証として土製の「かめ」が奉納されています。*1(写真下。手前)
弁財天のおつかいが蛇なので、そのすみかにするために「かめ」を奉納するそうです。戦前まであった大きな「男かめ」と「女かめ」も芸を競った二人の潮来芸者が、願いが叶って奉納したものと言われています。*1
「商売繁盛 芸達者(裏側には「姫黄金」)」と書かれています。
潮来弁天は商売繁盛と芸達者、それに美人になることをお祈りし、特に江戸時代から加害に関係のある女郎や芸妓たちの信仰の中心でした。*1