蒲田駅南口の「ホテル末広」は、昭和27年開業で、当時は「温泉旅館」でした。開業時は「玉屋」という旅館でしたが、手相占いに見てもらったところ「末広」が良いというのですぐに名前を、「末広旅館」変えました。当時、隣には「白蘭」というキャバレー(後のキャバレー「モンテカルロ」)があって、バンドの生演奏が旅館にも聞こえ、華やかな雰囲気でした。*1
日帰り温泉(90分1100円)は、銭湯のように黒湯温泉を味わえます。
待合室には、小沢昭一さんが少年だった頃のふるさと蒲田の地図などが展示されています。
待合室では、冷たい麦茶がサービスです。
参考文献】
*1 交通新聞社:散歩の達人(2012.6)P.9 「ホテル末広が語るあの頃の活気と風情」